デバイスを出荷時設定にリセットすると、デバイスのすべての設定がリセットされ、デバイスからすべてのユーザーデータが消去されます。トラブルシューティングの一環として、またはデバイスを他の人に譲渡する場合、デバイスを出荷時の設定にリセットするよう求められる場合があります。

*実際のユーザーインターフェースは日本語にも対応しています。画像が英語になっておりますがご了承ください。

出荷時設定へのリセット

[設定] を開きます。

下にスクロールして [システム] を選択します。[詳細設定] を選択してから、表示されている [リセットオプション] を選択します。「すべてのデータを消去 (出荷時リセット)」を選択して、出荷時設定へリセットします。リセットを続行するかどうかを確認する画面が2つ表示されます。

ADB 経由での出荷時設定へのリセット

Android Debug Bridge(ADB) を使用してデバイスを出荷時の設定にリセットできます。これらのコマンドを機能させるには、Magic Leap 2 をコンピューターに接続し、電源を入れる必要があります。また、コンピューターに ADB を設定する必要があります。ADB の設定の詳細については開発者向けポータルを参照してください。デバイスが認識されていることを確認するには、以下のように入力します。

adb devices

上記のコマンドを入力したときにデバイスのシリアル番号が返された場合は、次の手順を実行して出荷時設定にリセットできます。

adb reboot bootloader

これにより、デバイスがファストブートモードで再起動します。また、コンピュートパック の [音量を下げる] ボタンと [電源] ボタンを押したままにして、ファストブートモードに入ることもできます。その後、以下を実行すると、デバイスが認識され、ファストブートモードになっていることを確認できます。

fastboot devices 

その後、リセットプロセスを続行します。

fastboot erase userdata
fastboot reboot