スペースアプリを使用すると、スペースをマッピングできます。スペースをマッピングすると、デバイスはスキャンされるエリアの位置データと建物の特徴を認識してコンテンツをローカライズすることができます。スペースはマッピングしてローカルに保存することも、AR Cloudインスタンスを介して共有することもできます。
スペースの使用
新しいスペースのマッピングや既存のスペースの読み込みを行うには、「スペース」アプリを開きます。使用できるタブは、「共有スペース」と「ローカルスペース」の2つです。共有スペースは、Developer ProまたはEnterpriseライセンスをお持ちで、かつAR Cloudが有効になっているユーザーのみが利用できます。
「ローカルスペース」はローカルに保存され、デバイス上で作成されます。「共有スペース」はクラウドで共有され、エンタープライズコンソールから作成できます。スペースの詳細を確認するには、UI の左下隅にある帽子アイコンを選択します。
スペースのマッピング
ローカルスペースや共有スペースを初めて作成するときは、スペースをマッピングする必要があります。スペースを最適にマッピングする方法のヒントとアドバイスについては、帽子アイコンをクリックしてください。マッピングのヒント:
- 被写体の素材により、黒色や光沢のあるもの、ガラス製のものはスキャンが難しい場合があります
- スペースをスキャンするときは、特定のタスクが実行される場所を念頭に置いてください。コンテンツを正確に配置したり、オクルージョンを適切に処理するためのスキャンに時間をかけることをお勧めします。
マッピングを開始するには、360度ゆっくりと回転します(これは「回転スキャン」と呼ばれます)。回転させると、インジケーターのパーセンテージが増加します。インジケーターが100%になると、プロセスを続行する画面が表示されます。回転スキャンを全方向で行い、インジケーターが100%でない場合は、パーセンテージインジケーターの下にある色付きのラインを確認してください。スキャンが完了するとラインが赤から緑に変わります。ラインが完全に緑色でない場合は、その位置で少し立ち止まってください。
スペースで表示されているさまざまな「+」マーカーまで歩き、このプロセスを繰り返します。スキャンに成功したら、「スキャンを終了」を選択します。