Assist は、クロスプラットフォーム機能を備えたピアツーピアアプリです。AR 対応のリモートアシストアプリで、トレーニング、検査、組み立て、メンテナンス、診断、修理など、企業で使用する主要なシナリオの効率と精度を向上させることができます。
使用が初めてのユーザー向けには、アプリ内で利用できるクイックスタートガイド (アプリ内ガイドを参照) と リンク をご用意しています。
Assist の主な機能には、次のようなものがあります。
- ライブアシスタンス提供のため、リモートのウェブ参加者が Magic Leap 2 デバイス参加者の表示できるものと同じ内容を正確に確認可能
- ピン、矢印、描画ツールなどのライブ注釈ツールによるコラボレーション
- コラボレーションを強化するための物理環境のライブメッシング
- デバイス装着者とともに移動し、作業環境に適応するデジタル AR ワークスペース
Magic Leap Assist は、Magic Leap 2 ヘッドセットのホームメニューの [注目のアプリ] ボタンから利用でき、Magic Leap OS 1.1.0 以降と互換性があります。注 : [注目のアプリ] を選択するとブラウザでウェブページが開きます。ダウンロード後にブラウザで Assist をインストールするには、[不明なアプリをインストール] 権限を有効にする必要がある場合があります。
リリースノート
Assist V.203 リリースノート
追加
- オブジェクトの操作 - トラックパッドを用いた方法に加えて、オブジェクトの拡大縮小と回転のバウンディングボックスを直接ターゲットにしてオブジェクトを操作できるようになりました。
- アニメーションが含まれるモデルファイル - アニメーションをもつタービンアセットが含まれます。
- 新しいインタラクションガイド
- Spectator 1.3.3 のアップデート
- ファイル形式 : .fbx、.obj、.3ds ファイル形式をサポート
- 3D モデルアニメーションコントロール
視覚的な変更
- 新しいメニューバー
- オブジェクト操作コントロールのヒント
- バッテリーレベル表示
- デバイスクロック
不具合の修正
- PDF の可視化
- 3Dモデル生成時の配置とスケーリングの問題
- 通話やセッションの終了時の問題
Magic Leap 2 での Assist の使用
Assist のインストール
ホームメニュー
Magic Leap 2 の電源がオンになるとホームメニューが表示されます。コントローラを使用して、ホームメニューを操作します。コントローラは、指し示す場所を表す光線を出します。
注目のアプリを選択
ホームメニューをスクロールして [注目のアプリ] を探します。光線を [注目のアプリ] に向け、トリガーを押して選択します。Magic Leap 2 の注目のアプリケーションがウェブブラウザに表示されます。
Assist のインストール
注目のアプリケーションのリストから [Assist] を見つけて選択します。[Assist] を選択すると、アプリケーションがダウンロードおよびインストールされます。Assist のダウンロードが完了したら、[OS ファイル] に移動し、ダウンロードした Assist アプリケーションを見つけてクリックし、[インストール] を選択します (これが機能しない場合は、[その他] (...) をクリックし、手動で [プログラムから開く] を選択してインストールを開始してみてください)。
Assist の起動
ホームメニューで Magic Leap Assist を見つけます。[Assist] を選択してアプリケーションを起動します。
概要
Magic Leap Assist を初めて起動すると、Assist の概要を確認できるオプションが表示されます。
この概要では、新しいユーザー向けに Assist の主な機能を紹介します。
Assist 内で概要を再度体験するには、Assist メニューから [Assist について] オプションを選択し、[概要] に移動します。
起動時の権限
Magic Leap Assist を初めて起動すると、一連の権限リクエストが表示されます。必要な権限は次のとおりです。
- 空間マッピング - メッシュの視覚化とスキャン機能を支援するため、ML2 の空間マッピングおよびスキャン機能にアクセス
- マイク - 音声をキャプチャして他の参加者と通信するため
- カメラ - デバイス参加者の現在のビューを他の参加者と共有するため
アプリケーションの残りの部分を使用するにはこれらを受け入れる必要があります。権限は、OS 設定 -> [アプリと通知] -> [Magic Leap Assist] -> [権限] に移動して、後で無効化または再度有効化することができます。
権限の拒否
権限が拒否された場合、または以前に許可された権限が後で OS 設定で拒否された場合は、Assist への読み込み時に警告画面が表示されます。この画面には、続行に必要な拒否された権限が表示されます。Assist にアクセスしてセッションに参加またはセッションを開始するには、[設定を開く] ボタンをクリックして[OS 設定] ページに移動し、必要な権限を許可します。次に、Assist を閉じて再起動し、アプリケーションへの完全なアクセスを取得します。
コントロール
Assist コントロール
Assist の操作には Magic Leap 2 コントローラを使用します。次のアクションがコントローラにマップされています。
トリガー
- 選択
- オブジェクトのグラブ (オブジェクトがターゲットとして選択されている場合)
- 描画 (描画ツールがアクティブな場合)
- ピンを配置 (ピンツールがアクティブな場合)
- 矢印 (矢印ツールがアクティブな場合)
- 消去 (消しゴムツールがアクティブな場合)
バンパー
- 写真を撮影 (写真キャプチャ機能がアクティブな場合)
- 注釈ツールのドロップ (注釈ツールがアクティブな場合)
- オブジェクトのコンテキストメニューを開く (オブジェクトがターゲットとして選択されている場合)
メニュー
- ナビゲーションメニューの非表示/表示 (押す)
- フォロー中の要素をビューに回転 (要素が中央ビューの外の状態で1回押す)
- Assist メニューとサブメニューを再ドッキング (2回押す)
- すべて呼び出し (長押し、ロック解除されたすべての要素を中央に配置)
ホーム
- Assist を一時停止し、Magic Leap 2 ホームメニューを開きます
タッチパッド
- 上/下
- 注釈カーソルの移動 (注釈ツールがアクティブな場合)
- オブジェクトの移動 (オブジェクトが選択されている場合)
- 左/右
- オブジェクトの拡大と縮小 (オブジェクトが選択されている場合)
- 回転
- オブジェクトの回転 (オブジェクトが選択されている場合)
Assist メニュー
Assist が読み込まれると Assist メニューが表示されます。
Assist メニューには以下の項目があります。
- Assist について
- セッション
- ファイル
- 注釈
- 写真キャプチャ
- Wi-Fi 信号
- 時間
- メッシュ表示のオン/オフ
- ヘッドセットとコントローラーのバッテリーステータス
通話制御ボタンは、セッションが有効でないときは無効になります。セッションは、ライブチャットでウェブ参加者と接続しているときに有効と見なされます。
セッションがアクティブな場合、次の通話制御にアクセスできます。
- ミュート/ミュート解除
- カメラのオン/オフ
- 通話の終了
ヘッドセットとコントローラーのバッテリーステータス
Assist パーソナルメニューには、ML2 ヘッドセットとコントローラーの両方の現在のステータスが表示されます。2つのインジケーターは、充電状態 (バッテリーまたはプラグを差し込んで充電中) と現在のバッテリー充電レベルに基づいて変化します。
サブメニューの有効化
サブメニューをオン・オフするには Assist メニューのボタンを選択します。光線をメニューボタンに向け、トリガーを押して放し、選択します。
[Assist について]、[ファイル]、[注釈]、または [セッション] を選択すると、メニューの上に対応するパネルが表示されます。アクティブな状態でボタンを押すと、対応するパネルが閉じます。
サブメニューがドッキング解除されていない限り、一度にアクティブにできるメニューボタンは1つだけです ([サブメニューのドッキング解除] を参照してください)。例えば、[セッション] パネルを開いて注釈ツールを選択すると、[セッション] パネルが自動的に閉じ、代わりに [注釈] パネルが開きます。
ナビゲーション
任意のタスクに対して構成可能
Assist ワークスペースは高度に構成可能で、手元のタスクを補完するようにカスタマイズできます。環境の物理的な制約に合わせてメニュー、サブメニューパネル、開いたファイルを配置できます。
メニューの移動
Assist メニューを移動するには、光線でメニューにカーソルを合わせ、メニューの中央の下にある移動バーをターゲットとして選択します。トリガーを押した状態で、コントローラを動かしてメニューの位置を変更します。
サブメニューのドッキング解除
メニューから [注釈] などのサブメニューのドッキングを解除できます。サブメニューパネルにカーソルを合わせ、移動バーを選択します。トリガーを押した状態でコントローラを動かしてメニューからサブメニューをドッキング解除します。ドッキングされていないサブメニューパネルは、ワークスペース上の任意の場所に配置できます。
サブメニューを再ドッキングするには移動バーをターゲットとして選択し、サブメニューを Assist メニューの上に戻します。コントローラのメニューボタンを2回押し、ドッキングされていないすべてのサブメニューを再ドッキングすることもできます。
ワークスペースのカスタマイズ
サブメニューのドッキングを解除すると、一度に複数のサブメニューパネルを開くことができます。これは、注釈パネルとセッションパネルの両方を同時に開いてタスクの実行を支援する場合などに役立ちます。
すべてのメニューとサブメニューは、必要な作業に合わせて、自分の周囲と環境内で配置できます。要素 (メニュー、サブメニュー、オブジェクト、パネル、その他の表示されるコンテンツ) は、フォローモードまたはフォローなしモードのいずれかにして、作業環境をカスタマイズできます。フォローモードの要素は身体中心 (あなたと一緒に移動) となりますが、フォローなしモードの要素は環境中心でその場にとどまります。オブジェクト、ファイル、パネルは、環境にロックしたり、ロックを解除したままにして、必要に応じて簡単に移動することもできます。(ナビゲーションのカスタマイズを参照)。
フォローモード
Assist メニュー、サブメニュー、その他の要素は、いくつかのモードを持っています。これらのモードを使用すると、環境内で操作し、タスクを実行するために必要に応じて AR コンテンツを整理できます。
フォローモードでは、要素が身体中心となるため、位置と移動動作があなたの位置に基づき、あなたと一緒に動きます。
フォローなしモード
フォローなしモードでは、要素が環境中心のままとなり、環境内の配置場所に基づいて配置されます。フォローなしの要素は、あなたが環境内を移動しても定位置にとどまります。
環境に呼び出されたオブジェクトは、オブジェクトメニューからさらにロック状態に設定できます。ロックされた要素は環境相対的ですが、ロックが解除されるまで移動できません。ロックされた要素は、コントローラからの呼び出しや再ドッキングコマンドにも応答しません。
ビルボーディング
フォローモードでは、2Dのコンテンツは、あなたがビュー内で動き回るときにあなたの方を向きます。この動作はビルボーディングと呼ばれます。フォローに設定された要素は、希望する身体中心位置に配置でき、自動的に回転し、手前に傾きます。
フォローなしに設定すると、2Dのコンテンツは環境中心のデフォルトの垂直方向に戻り、ビルボーディングは行いませんが、必要に応じて回転および調整できます。
3Dのコンテンツをフォローに設定するとビルボーディングしなくなります。身体中心位置または環境中心位置のいずれかを保持し、自動的に方向付けされなくなります。ただし、必要に応じて調整できます。
モードへのアクセス
フォロー機能へは、Assist のさまざまなメニューからアクセスすることもできます。Assist メニューの移動バーにフォローボタンがあります。ドッキングされたサブメニューの場合、フォローボタンはドッキングが解除されるまで非表示になります。オブジェクトの場合は、オブジェクトにカーソルを合わせてオブジェクトメニューを表示し、メニューの展開ボタンを選択してメニュー全体を表示します。次に、フォローまたはフォローなしメニューオプションが表示されます。また、他のメニュー要素と同様に、オブジェクトメニューのホバー状態でフォロー状態にアクセスすることもできます。
移動バーにカーソルを合わせるとフォローステータスが表示され、フォローボタンに2秒間カーソルを合わせると現在のフォローステータスを示すツールチップが表示されます。
メニュー要素の親メニューからのドッキングが解除されると、そのメニュー要素からフォロー状態が継承されます。複製されたオブジェクトとファイルも元の要素と同じフォローステータスを継承します。
オブジェクトをロックすると、そのオブジェクトのフォロー機能が無効になります。ロックされたオブジェクトをフォローに設定すると、オブジェクトのロックが解除されます。ロックされたオブジェクトのロックを解除すると、そのオブジェクトは環境中心のままになり、フォローなしとなります。
ワークスペースの再編成とリセット
長いセッションの後や、セッションに多くのメニューやオブジェクトがある場合、要素が失われることがあります。メインワークスペースの再編成、リセットや再センタリングを行うには、コントローラのメニューボタンを使用できます。メニューボタンを使用すると、シーン内の UI 要素とオブジェクト要素の回転、非表示、再ドッキング、呼び出しが行えるため、簡単に見つけたり、セッションをクリーンアップしたりできます。
非表示/表示
メニューボタンを1回押すと、必要に応じて Assist メニューを表示または非表示にすることができます。
回転
フォローに設定された要素は身体中心の位置を維持しますが、ユーザーと一緒に回転しません。フォロー中の要素をビューの中央にすばやく移動するには、メニューボタンを1回押します。これにより、フォロー中の要素はあなたに対する身体中心の位置を維持しながら回転し、他の要素は相対的な位置を維持しながら Assist メニューが中央の位置となります。中央揃えとなったら、メニューボタンをもう一度押すと、非表示/表示機能に戻ります。
再ドッキング
メニューとサブメニューを多数開いている場合は、メニューボタンを2回押すと、すべてのメニューを Assist メニューにすばやく再ドッキングできます。これにより、 Assist メニューがビューの中央に移動してすべてのサブメニューを再ドッキングし、最後に開いたサブメニューが表示されたままになるか、アクティブな場合はビデオパネルが表示されたままになります。
すべて呼び出し
すべての要素を中央に集めるには、メニューボタンを長押しします。これにより、ロックされていないすべての要素が、フォローかフォローなしかに関係なく、中央のグリッドビューに表示されます。要素がロックされている場合、その要素は配置された場所に残ります。この方法で呼び出されたすべてのメニュー、サブメニュー、オブジェクトはフォローに設定されます。ビデオウィンドウが開いている場合は他の要素よりも優先されて Assist メニューの上の中央の位置に配置され、 Assist メニューも常に中央の位置となります。ファイルとオブジェクトは、このグリッドビュー内に収まるようにサイズ変更されます。
セッションのホスト - デバイス参加者
共同セッション
Assist の中核となるのは、デバイス参加者とウェブ参加者の間のライブの共同セッションです。デバイス参加者がセッションを開始し、セッションコードを生成します。ウェブ参加者は、Magic Leap Assist のウェブサイトからセッションコードを入力して参加します。
セッションの開始
セッションのホストを開始するには、セッションパネル (アプリの起動時にデフォルトで開きます) を開き、名前を入力してプロセスを開始する必要があります。[次へ] ボタンは、名前フィールドが入力されるまで無効になります。
デバイス参加者名を入力
名前入力フィールドをクリックするとキーボードも開きます。キーボードを使用して名前を手入力できます。
名前入力フィールドにカーソルを合わせると、前のセッションで使用されていた名前のツールチップが表示される場合があります。ツールチップの名前をクリックすると、入力フィールドにその名前が自動的に入力されます。
参加者の招待
名前を入力すると、[次へ] ボタンが有効になります。[次へ] を選択すると、次のステップでセッションコードが生成されます。
ウェブ URL とセッションコードの共有
Assist ウェブアプリの URL である assist.magicleap.cloud (リンク : Magic Leap Assist) とセッションコードをウェブ参加者と共有する必要があります。その後、ウェブ参加者は、Assist ウェブアプリにセッションコードを入力してセッションに参加できます。
スペースをメッシュ化
セッションパネルでは、招待されたウェブ参加者がセッションへの参加をリクエストするのを待つ間、参加者のスペースをメッシュ化するように求められます。これは、参加者が周囲をゆっくりと見回し、ヘッドセットのカメラが空間の追跡とマッピングを開始できるようにすることで実現できます。空間のメッシュを構築することで、ウェブ参加者は環境の3D表現を見ることができ、それを使用して操作や注釈の追加を行うことができます。
事後に必要になった場合に備え、Assist ウェブアプリの URL とセッションコードはパネルの下部に表示されます。
参加リクエスト
ウェブ参加者がセッションロビーに入ると、セッションパネルに参加リクエスト通知が表示されます。セッションパネルが閉じている場合は、自動的に開き、参加リクエストが表示されます。視覚的なノイズを減らすため、セッション中は、ウェブ参加者の参加リクエストから [受け入れ] を選択すると、ビジュアル AR メッシュが自動的にオフに切り替わります。
セッション
ビデオチャットでライブ接続
セッションが接続されると、ウェブ参加者のライブビデオとオーディオがセッションパネルに表示されます。
セッションがライブの場合、ウェブ参加者はあなたのオーディオを聞き、Magic Leap 2 からカメラ映像をブロードキャストすることができます。ライブカメラを使用すると、ウェブ参加者はあなたの視点から環境を見ることができます。
ライブビデオチャットはセッションパネルを閉じても続行されます。
通話制御
セッション中は、Assist メニューの通話制御ボタンが有効になります。いつでも音声のミュート/ミュート解除、カメラのオン/オフ、セッション通話の終了を行うことができます。
オーディオに関する問題
ウェブ参加者が画面を共有しているときに音声が聞こえない場合は、ウェブ参加者が次の状態であることを確認してください。
- コンテンツの共有に Chrome ブラウザを使用している (Assist に必要)
- (ウィンドウや全画面共有ではなく) 特定の Chrome タブを共有している
- [タブの音声を共有] をクリックしている
音声は、Chrome で (ウィンドウや画面ではなく) タブを共有していて、[タブの音声を共有] チェックボックスをオンにした場合にのみ共有されます。
Wi-Fi 信号表示
セッション中は、上図のように Wi-Fi信号強度が Assist メニューに表示されます。この表示は Wi-Fi 接続の現在の信号強度を中継するものです。この機能を使用するには、Assist OS レベルの設定で位置情報権限を有効にする必要があります。Wi-Fi 表示をクリックすると、Wi-Fi 設定メニューが表示されます。
Wi-Fi 信号が低下してビデオのパフォーマンスが低下すると、警告ウィンドウが表示され、Wi-Fi 信号源に近い場所に戻るよう警告されます。これらのメッセージが表示されないようにするには、信号の問題が解決しない段階で [今後このメッセージを表示しない] オプションをクリックし、[OK] をクリックします。
Wi-Fi 接続が完全に失われた場合は、Wi-Fi に再接続するように求める通知が表示されます。[設定を開く] ボタンをクリックして [OS 設定] ページに移動し、Wi-Fi ネットワークに再接続します。
セッションの終了
セッションを終了して通話を終了する場合は、Assist メニューの右下にある赤い電話アイコンの [通話の終了] ボタンを押します。このボタンを選択すると、セッションの終了プロンプトが表示されます。
デバイス参加者としてセッションを終了すると、ウェブ参加者のセッションが完全に終了します。新しいセッションに参加するには、両方の参加者がセッションの開始フロー全体を再度実行する必要があります。
セッションの切断通知
セッションでエラーが発生した場合や参加者が退出した場合は、セッションに残っているデバイス参加者に対してセッションの切断通知が表示されます。
ウェブ参加者が [セッションの終了] ボタンを選択してセッションを退出した場合、デバイス参加者はセッションを自分で終了するか、一時的にセッションにとどまるかを選択できます。デバイス参加者がセッションから退出した場合、ウェブ参加者には通知が表示されますが、セッションに残ることはできません。
[セッションの終了] を選択すると、参加者はすぐにセッションの開始画面に戻ります。[セッションにとどまる] を選択すると、ウェブ参加者がセッションに再参加しようとした場合に備えて、セッションページに「ウェブ参加者がセッションを退出しました」というメッセージが表示され、参加者は18秒間セッションから離れます。18秒後、参加者は自動的にセッションの開始画面に戻ります。
注 : 同一のセッションコードを使用してセッションを切断・再接続した場合に発生する既知の問題についてはリリースノートを参照してください。
サーバーエラーが原因で参加者の接続が切断された場合、参加者は自動的にセッション開始ページに戻り、サーバーエラーを警告する通知が表示されます。
[OK] ボタンまたは [X] を選択して通知をクリアし、新しいセッションの開始または参加を試みます。
ネットワークエラーによってセッションが中断された場合は、18秒のカウントダウンを伴う通知が表示されます。
この18秒間、参加者は [設定を開く] を選択して Wi-Fi ネットワークへの再接続を試みるか、[セッションの終了] を選択してセッションを終了するか、中断が自動的に解消されるのを待つことができます。18秒間に接続が再確立されると、通知は自動的にクリアされ、再接続の参加者に警告が届きます。
カウントダウン終了前にセッションが再接続されない場合は、参加者に対してセッション切断通知が表示されます。
[OK] を選択して [セッションの開始] ページに戻ります。
ポートフォワーディング
企業または会社のネットワークでは、ネットワーク管理者または IT 部門に次のポートの転送と開放を許可してもらう必要がある場合があります。
- 443 TCP (HTTPS)
- 3478 UDP、5060-5061 TCP、5060 UDP (WebRTC)
- ICE サーバには50000を超える UDP ポートが必要です。
これは S0H0 またはホームルーターの場合には必要ありません。
写真キャプチャ
写真キャプチャ
この機能を使用すると、ビュー内の3Dコンテンツを含むセッションの写真を撮影し、その写真をウェブ参加者とすぐに共有して確認してもらうことができます。写真はファイルフォルダにも保存され、あなたとウェブ参加者に表示されます。
写真のキャプチャに入ると、写真が撮影された後にキャプチャされるコンテンツを示すカメラレティクルが表示されます。
バンパーを押すと、写真が撮影され、処理されます。処理が完了すると写真のプレビューが表示されます。プレビューには、写真、写真名の接頭辞、写真がウェブ参加者と共有されたことを示す通知が含まれます。
写真のプレビューはしばらく表示され、その後消えます。プレビューをすぐに閉じるには、ビュー内で何もターゲットにしていない状態でバンパーかトリガーを押します。
クリアすると、すぐに写真のキャプチャレチクルビューに戻り、別の写真を撮ることができます。
ファイルフォルダ
ファイルフォルダにアクセスするには、Assist メニューから [ファイル] ボタンを選択します。ファイルフォルダには、3D オブジェクトや 2D アセットなどのサンプルファイルのライブラリに加え、写真キャプチャ機能で撮影した写真も含まれています。
ファイルを開く
ファイルは、直近の環境にドラッグ&ドロップして開くことができます。
ファイルにカーソルを合わせ、トリガーを押して選択します。トリガーを押したまま、ファイルを物理環境にドラッグし、トリガーを放します。ドロップされた場所でファイルが開きます。
ファイルの削除
Assist セッションにアップロードされたファイル、またはセッション中に撮影された写真やビデオのキャプチャを削除するには、まず Assist メニューから [ファイル] に移動します。ここでは、セッションでアクティブなすべてのファイルが表示されます。
各ファイルは、[その他] ボタンでグリッド表示されます。[その他] を選択すると、そのファイルの追加オプションが表示されます。[その他] オプションから、ファイルをセッションで開くか、セッションから削除することができます。ファイルを削除すると、デバイスとウェブ参加者の両方のセッションから削除されます。
[ファイルフォルダ] メニュー右上の [編集] ボタンで複数のファイルを選択して削除することもできます。
複数のファイルを削除するには、[編集] を選択し、削除する各ファイルを選択します。複数のファイルを選択すると、[編集] ボタンが [削除] ボタンに変わります。削除するファイルをすべて選択したら、[削除] を選択してすべてのファイルを一度に削除できます。これらのファイルがセッションから完全に削除されることを通知する警告プロンプトが表示されます。[削除] を選択して続行するか、[キャンセル] を選択して戻り、別のファイルを選択します。
サンプルファイルはセッションから削除できず、削除したファイルは一度削除すると復元できないため、再アップロードする必要があります。
オブジェクトとファイル
オブジェクトとファイルの受信
ウェブ参加者は、回路図、指示、3D モデルなどのオブジェクトやファイルを送信して、環境内のタスクを支援することができます。ウェブ参加者からファイルが送信されると、AR ビューに通知が表示されます。[受け入れ] を選択するとファイルが環境内のオブジェクトとして表示されます。
オブジェクトの変換
Assistには、さまざまなオブジェクトの状態と操作ハンドルを利用する詳細なオブジェクト制御・操作システムがあります。オブジェクト操作を使用すると、移動、スケール、回転ができ、一部のオブジェクトでは不均一な拡大縮小を実行できます。
状態の選択
Assist のオブジェクトには、操作に関し、デフォルト、ホバー、選択、アクティブの状態があります。
デフォルト状態
オブジェクトが Assist シーンにあり、ターゲットも選択もされていない場合、そのオブジェクトはデフォルトの状態になります。
ホバー状態
オブジェクトをターゲットとして焦点を当てると、ホバー状態になります。ホバー状態では、オブジェクトにグレーの変換ハンドルが表示され、オブジェクトのバウンディングボックスが示され、オブジェクトメニューボタンが表示されます。
選択状態
トリガーでオブジェクトを選択すると、そのオブジェクトは選択状態になります。選択状態では、オブジェクトの周囲に操作ハンドルが表示され、スケール、回転、(プリミティブの場合は) 不均一な拡大縮小を行えます。操作ハンドルは、ターゲットとするオブジェクトの側面にのみ表示されます。また、オブジェクトメニューボタンも表示されます。オブジェクトは、別のオブジェクトを選択するか、オブジェクトから光線でトリガーを引くか、メニューや操作ハンドルを選択せずにオブジェクトに光線を当ててトリガーを引くか、選択が4秒後にタイムアウトするまで、選択状態のままになります。
アクティブ状態
オブジェクトを操作または移動すると、アクティブ状態になります。アクティブ状態では、他の参加者はこのオブジェクトとインタラクションできません。オブジェクトが移動または変換されている間は、使用中のハンドルを除いて操作ハンドルが消え、青色で強調表示されます。アクティブ状態は、オブジェクトまたはハンドルが解放されるまで持続し、その後、選択状態に戻ります。
オブジェクトの移動
オブジェクトを移動するには、オブジェクトをターゲットにし、トリガーを長押ししてコントローラーを動かします。トリガーを放してオブジェクトを配置します。
オブジェクトの拡大縮小
オブジェクトの不均一な拡大縮小を行うには、オブジェクトをターゲットにして選択し、選択状態に入ります。選択状態になったら、バウンディングボックスのコーナーハンドルを使用してオブジェクトを拡大または縮小します。コーナーハンドルをターゲットにし、トリガーを押したままコントローラーを動かしてオブジェクトを拡大縮小します。トリガーを放して拡大縮小を確定します。オブジェクトを選択してタッチパッドを上下にスライドしてオブジェクトを拡大縮小することもできます。
オブジェクトの回転
オブジェクトを回転させるには、オブジェクトを選択して選択状態に入ります。選択状態になったら、垂直のサイドハンドルを使用してオブジェクトを回転させます。ハンドルを光線でターゲットにし、トリガーを長押しし、コントローラーを動かしてオブジェクトを回転させます。トリガーを放して回転を設定します。オブジェクトを選択してタッチパッドを左右にスライドさせてオブジェクトを回転させることもできます。
不均一な拡大縮小
プリミティブオブジェクトの場合は、不均一な拡大縮小を実行して、オブジェクトを1つまたは複数の軸に沿って押し潰したり伸ばしたりすることもできます。不均一な拡大縮小をするためには、プリミティブをターゲットにして選択して選択状態を起動します。バウンディングボックスの中央にハンドルが表示されます。そのハンドルを選択してトリガーを押したまま、コントローラーを動かして不均一な拡大縮小を実行します。トリガーを放して拡大縮小を確定します。
注釈
注釈は、オブジェクトと同じように操作することもできます。オブジェクトの場合と同様に、注釈をターゲットにしてホバー状態にし、注釈を操作できるかどうかを確認します。
オブジェクトのカーソル
オブジェクトの直接移動・回転操作
オブジェクトのカーソルは、コントローラがオブジェクトに近接している場合に表示されます。
オブジェクトのカーソルを使用すると、デジタルオブジェクトを物理オブジェクトであるかのように移動および回転できます。
オブジェクトは、コントローラをデジタルオブジェクトの上や近くに配置することで直接操作できます。コントローラがオブジェクトの近くにあると、コントローラの光線はオブジェクトのカーソルに置き換えられます。トリガーを押し続けると、オブジェクトを掴めます。トリガーを押したまま、まるで手に持っているかのように、オブジェクトを自由に移動または回転させることができます。トリガーを放してオブジェクトを配置します。
オブジェクトメニュー
オブジェクトメニュー
すべてのオブジェクトにはオブジェクトメニューがあります。オブジェクトメニューは、オブジェクトにカーソルを合わせるか選択することで表示できます。オブジェクトをターゲットにしたときに表示されるオブジェクトメニューにアクセスするには、オブジェクトメニューボタンを選択します。オブジェクトメニューには、オブジェクトをターゲットにしてバンパーを押すことでもアクセスできます。オブジェクトメニューには次のオプションがあります。
- 複製
- ロック
- 実寸
- 削除
特定のオブジェクトタイプに対して追加のオプションを使用できる場合があります。
複製
[複製] を選択すると、オブジェクトと同一のコピーが作成されます。複製されたオブジェクトは元のオブジェクトの横に表示されます。
ロック
オブジェクトはロックまたはロック解除できます。デフォルトでは、オブジェクトのロックは解除されています。ロックされているオブジェクトは移動できません。ロックされたオブジェクトには、オブジェクトメニューの横にロック記号が表示されます。
実寸
[実寸] を選択すると、オブジェクトが実際のサイズに変換されます。オブジェクトの実際のサイズがここで表示されたサイズと常に同じであるとは限りません。
削除
[削除] を選択すると、そのオブジェクトのインスタンスが完全に削除されます。開いているオブジェクトを削除しても、そのオブジェクトは [ファイル] または [ファイルマネージャー] からは削除されません。
オブジェクトコントロール
オブジェクトコントロール
ビデオや PDF などの一部のファイルには、オブジェクトメニューボタンの横にオブジェクトコントロールが表示されます。オブジェクトコントロールは、オブジェクトをターゲットにすると表示されます。
ビデオ
ビデオのオブジェクトコントロールには、再生/一時停止ボタン、ミュート/ミュート解除ボタン、プログレスバーが含まれます。プログレスバーをスライドしてビデオの特定の時点にジャンプできます。
PDF のオブジェクトコントロールには、[前へ] と [次へ] があります。PDF の現在のページと合計ページ数が表示されます。
アニメーションコントロール
アニメーションでベイクインされた FBX モデルは、ビデオオブジェクトと同様に再生できます。アニメーション付きの 3D モデルを生成した後、[このフローの再確認が必要] でモデルのアニメーションコントローラーにアクセスできます。アニメーションコントロールを使用すると、アニメーションの再生と一時停止、アニメーションのループ、次のアニメーションの選択、前のアニメーションの選択を行うことができます。アニメーションの切り替えは、[次へ] または [前へ] を押して行います。特定のアニメーションを選択するためのメニューはなく、モデルにすでに存在するすべてのベイク処理されたアニメーションをスクロールできる [次へ] および [前へ] ボタンのみがあります。
オブジェクトのショートカット
ショートカット
コントローラには、生産性を最適化するためのさまざまなショートカットが組み込まれています。
オブジェクトメニュー
オブジェクトをターゲットにしながらバンパーを押すとオブジェクトメニューが開きます。
クイック複製
バンパーを押したまま、オブジェクトをドラッグすることでクイック複製ができます。
クイック削除
オブジェクトにターゲットしながらバンパーをダブルタップすることでクイック削除できます。
注釈
スペースをマークアップ
注釈は視覚的なコミュニケーションツールです。デジタルツールを使用してあなたとウェブ参加者の両方がスペースに直接注釈を付けることができます。
注釈ツールにアクセスするには、Assist メニューから [注釈] サブメニューパネルを開きます。描画、ピン、矢印、消しゴム、カラーパレットといった注釈ツールを使用できます。
矢印を配置して注意を惹いたり、広いスペースに他のユーザーを案内したり、ピンを使用してコンポーネントをマークしたり、マシンの詳細なパーツにラベルを付けたりすることができます。図面を使用して、重要な領域を強調したり、自由形式でコミュニケーションしたりもできます。
注釈ツールの使用
注釈ツールがアクティブな場合、光線はカスタムの注釈カーソルに置き換えられます。アクティブなツールの名前を記したラベルが、コントローラのタッチパッドに固定され、表示されます (描画、ピン、矢印、消しゴムなど)。
コントローラのバンパーを押すことでいつでもアクティブなツールをドロップできます。ツールボタンをもう一度選択してアクティブなツールをドロップまたは選択解除することもできます。
スワイプしてカーソル位置をカスタマイズ
環境内の注釈カーソルの位置は調整できます。タッチパッドを上にスワイプしてカーソルをコントローラから遠ざけ、タッチパッドを下にスワイプしてカーソルをコントローラに近づけます。位置を調整することで、注釈が届く範囲を拡張できます。
カラーパレット
カラーパレットを使用すると、注釈の色を選択できます。選択した色は、図面の作成、ピンの配置、矢印の配置に使用されます。
現在アクティブな色は、カラーパレットホイールの中央に表示され、ツールアイコンに反映されます。
カラーパレットがアクティブな場合、注釈パネルが置き換えられます。[X] アイコンを選択してカラーパレットを閉じます。
描画ツール
描画ツールを使用して、スペースに手描きで線を作成できます。[太線で描画] と [細線で描画] の2つの描画ツールを使用できます。
描画ツールがアクティブな場合、コントローラの前に注釈カーソルとして十字線が浮かぶように表示されます。
描画を開始する場所にカーソルの先端を配置します。次に、トリガーを押したままコントローラを動かして描画します。トリガーを放すと描画が完了します。
ピンツール
ピンは、スペース内のオブジェクトの識別に使用できるラベル付きのデジタルマーカーです。
ピンツールがアクティブな場合、コントローラの前に注釈カーソルとして十字線が浮かぶように表示されます。ピンの先端で指したい場所にカーソルを配置し、トリガーを押して放し、ピンを配置します。ピンにカーソルを合わせ、ラベルを追加するフォームフィールドを選択します。
ラベルは、ピンに固有の便利なコミュニケーション機能です。ピンを使ってマシンの小さな部品を特定し、ラベルを付けたりもできます。
矢印ツール
矢印は、関心のあるポイントに注意を向けるほか、経路探索メカニズムとして使用されます。
矢印ツールがアクティブな場合、コントローラの前に注釈カーソルとして十字線が浮かぶように表示されます。ピンの先端で指したい場所に矢印の先端を配置し、トリガーを押すと、十字線の中心を起点とする矢印が表示されます。トリガーを押したままコントローラーを動かして矢印の長さと方向を変更できます。トリガーを放すと矢印が配置されます。
消しゴムツール
消しゴムツールを使用して個々のオブジェクトを削除できます。
消しゴムツールがアクティブな場合、コントローラの前に注釈カーソルとして十字線が浮かぶように表示されます。注釈の上にカーソルを合わせ、個々のピン、図面や矢印をターゲットにします。注釈をターゲットにすると、十字線が赤に変わります。トリガーを押して放すと、対象の注釈が消去されます。
すべての注釈を削除
[すべて削除] (ごみ箱アイコン) では、自分が作成した注釈やウェブ参加者が作成した注釈を含むすべての注釈をセッションから削除します。
[すべて削除] ボタンを選択すると、確認メッセージのダイアログボックスが表示されます。注釈はダイアログボックスで確認されるまで削除されません。
Assist について
Assist について
[Assist について] では、アプリケーションのバージョン情報や著作権情報が表示され、短いチュートリアルやアプリ内設定などの他の機能にアクセスできます。
概要
このチュートリアルには [Assist について] パネルからいつでもアクセスできます。サブメニューでこのパネルを開くと、[チュートリアル] タブがデフォルトで有効になっています。
チュートリアルを表示するには、[概要を開始] を選択します。
Magic Leap Spectator
Assist は、Assist セッション中に参加者がモバイルデバイスでストリーミングされた AR コンテンツを表示できるモバイルアプリケーション Magic Leap Spectator と互換性があります。Magic Leap Spectator 接続を有効にするには、[Magic Leap Spectator 接続を許可] オプションを切り替えます。
このメニューを有効にすると、デバイス参加者は、Magic Leap Spectator への接続の試行時にヘッドセットの一意の識別子を設定でき、これがモバイルアプリの接続画面に表示されます。
開発者ログ
ログには技術情報とパフォーマンス情報が表示されます。ログは開発者向けです。
Magic Leap Spectator
Magic Leap Spectator は、Magic Leap 2 デバイスからストリーミングされる高品質の複合現実コンテンツを誰でも簡単にキャプチャして共有できるモバイルアプリケーションです。ML Spectator は、動画ドキュメントの作成、視聴者向けのセッションのブロードキャスト、デモのサブ画面としての機能など、幅広いユースケースをサポートしています。Magic Leap Spectator の使用方法の詳細については リンクを参照してください。
ML Spectator を Assist セッションに接続するには、まず Magic Leap Spectator モバイルアプリの接続手順に従います。ML Spectator を Assist セッションに接続する手順の詳細については Magic Leap 2 デバイスへの接続を参照してください。
Assist ウェブアプリケーション
Assist ウェブアプリのセットアップ
デスクトップパソコンまたはノートパソコンを探す
Assist ウェブアプリケーションにはデスクトップパソコンまたはノートパソコンが必要です。タブレットとモバイルデバイスはサポートされていません。パソコンがインターネットに接続されていることを確認します。
ウェブブラウザを開く
パソコンでウェブブラウザを開きます。Magic Leap Assist の推奨ブラウザは Chrome です。
Assist ウェブポータルの URL を入力
assist.magicleap.cloud に移動して、セッションへの参加を開始します。
セッションへの参加 - ウェブ参加者
セッションへの参加
名前の入力を求められます。[次へ] ボタンは、名前フィールドが空の場合、無効のままです。名前を入力したら、[次へ] をクリックして続行します。
セッションコードの入力
デバイス参加者から提供されたセッションコードを入力できます。[次へ] ボタンをクリックしてセッションコードを検証します。
カメラプレビューページ
コードが検証されたら、カメラのプレビューページに進むことができます。ここでは、カメラビューをプレビューし、カメラとオーディオの設定を調整できます。準備ができたら、[セッションに参加] をクリックしてデバイス参加者にセッションへの参加リクエストを送信できます。
セッションの読み込み
デバイス参加者がリクエストを受け入れると、接続を確立する間、セッションパネルに読み込みアニメーションが表示されます。
セッション
ライブコラボレーション
セッションでは、デバイス参加者と直接接続されます。デバイス参加者はあなたの声を聞き、あなたのライブビデオフィードを見ることができます。あなたにはデバイス参加者の声が聞こえ、デバイス参加者の Magic Leap 2からストリーミングされたライブカメラフィードを見ることができます。
ライブセッションでは次のことができます。
- デバイス参加者とのビデオ通話
- デバイス参加者のスペースの 3D メッシュとインタラクション
- デバイス参加者の Magic Leap 2 からのライブカメラフィードを見る
- デバイス参加者のスペースに注釈を付ける
- 画面を共有
- デバイス参加者にファイルを送信する
- デバイス参加者からファイルを受信する
メッシュウィンドウ
メッシュウィンドウには、デバイス参加者のスペースが 3D で表示されます。メッシュを操作して、ズーム、パン、オービットによってデバイス参加者の環境を確認できます。メッシュウィンドウ内には、デバイス参加者が見ている場所と視野を表すピラミッド型のアイコンが表示されます。
カメラウィンドウ
カメラウィンドウには、デバイス参加者の Magic Leap 2 からのライブカメラフィードが表示され、デバイス参加者が見ている内容を確認できます。カメラウィンドウのコントロールバーの一時停止ボタンをクリックすると、カメラフィードを一時停止できます。
コントロールバー
ウェブアプリの下部にあるコントロール バーには、[Assist について]、[ビデオウィンドウ]、[マイクのミュート/ミュート解除]、[ビデオの表示/非表示]、[画面共有]、[ファイル]、[セッションの終了] が表示されます。
ツールバー
ウェブアプリの右側にあるツールバーには、[選択]、[描画]、[ピン]、[カラーパレット]、[消しゴム]、[すべて削除] が含まれています。
セッションの終了
セッションを終了して通話を終了する場合は、コントロールバーの右下にある赤い電話アイコンの [通話の終了] ボタンを押します。このボタンを選択すると、セッションの終了プロンプトが表示されます。
セッションの終了を完了するには、プロンプトから [終了] を選択します。セッションを続行するには、 [キャンセル] を選択します。
注釈
注釈
注釈は視覚的なコミュニケーションツールです。メッシュウィンドウまたはカメラウィンドウにピンを描画または配置することで、デバイス参加者の環境を直接拡張できます。作成した注釈は、デバイス参加者の環境にすぐに表示されます。
メッシュウィンドウでの注釈付け
メッシュウィンドウで注釈を付けるには、注釈ツールを選択し、メッシュウィンドウにカーソルを合わせ、クリックして注釈を付けます。注釈ツールがアクティブな間も、次のコントロールを使用してメッシュウィンドウ内を移動できます。
- Ctrl + クリック - 見回す
- Alt/Option + クリック - ズーム
- SHIFT + クリック - パン
このコマンドのリストは、メッシュウィンドウの情報 (小さな i ) アイコンをクリックすると表示されます。使用可能なナビゲーションツールは、メッシュウィンドウにフォーカスすると、ツールバーとしても表示されます。
カメラウィンドウでの注釈付け
カメラウィンドウで注釈を付けるには、カメラフィードを一時停止する必要があります。カメラウィンドウの下部にある一時停止ボタンを押すとフィードを一時停止できますが、カメラウィンドウにカーソルを置くとカーソルが一時停止ボタンに変わり、クリックするとフィードが一時停止します。次に、注釈ツールを選択し、カメラウィンドウ内を直接クリックして注釈を付けます。カメラウィンドウで作成された注釈はメッシュウィンドウにも表示されます。
描画ツール
描画ツールを使用して、手描きで線を作成できます。描画ツールがアクティブな場合、メッシュウィンドウまたはカメラウィンドウにカーソルを合わせると、カーソルが十字線として表示されます。描画を開始する場所に十字線を配置します。クリックしてドラッグし、描画します。クリックを放すと、描画が完了します。
ピンツール
ピンは、特定のパーツやオブジェクトにマークを付けたり、ラベルを付けたりするために使用できます。ピンツールがアクティブな場合、メッシュウィンドウまたはカメラウィンドウにカーソルを合わせると、カーソルが十字線として表示されます。ピンの先端で指したい場所に十字線を配置し、クリックして放し、ピンを配置します。ピンにカーソルを合わせ、ラベルを追加するフォームフィールドを選択します。ピンへのラベルの追加や編集は、メッシュウィンドウでのみ機能します。
カラーパレット
カラーパレットでは、注釈に使用する色を選択できます。選択した色は、カラーパレットアイコンの中央、描画ツールアイコン、ピンツールアイコンに反映されます。
消しゴムツール
消しゴムを使用して、メッシュウィンドウ内の個々のオブジェクトを削除できます。消去はメッシュウィンドウでのみ機能し、カメラウィンドウでは機能しません。消しゴムツールが有効な場合、メッシュウィンドウにカーソルを合わせるとカーソルが十字線として表示されます。ターゲットの図面またはピンにカーソルを合わせると十字線が回転し、赤に変わります。注釈をターゲットにした状態でクリックすると注釈を消去できます。
すべて削除
ごみ箱アイコンを選択すると、自分やデバイス参加者が作成した注釈を含むすべての注釈がセッションから削除されます。
画面共有
画面を共有
コントロールバーから画面共有ボタンを選択して、デバイス参加者と画面を共有できます。これにより、画面全体、特定のウィンドウ、ウェブブラウザの個々のタブを共有できます。画面共有ボタンをクリックすると、ポップアップが表示され、利用可能な共有ソースが一覧表示されます。共有する画面が選択されると、ウィンドウが最大化され、黄色で強調表示された共有コンテンツウィンドウに共有コンテンツが表示され、コンテンツがデバイス参加者にストリーミングされ始めます。
画面を共有しているときに、別のウィンドウの展開アイコンをクリックすると、共有コンテンツウィンドウ以外の場所をクリックできます。これを行うと、共有コンテンツウィンドウが最小化され、選択したウィンドウが最大化されます。共有コンテンツウィンドウは、最小化しても黄色で強調表示されたままになり、[共有を停止] ボタンは引き続き使用できます。
ファイルドロワーを開いてもウィンドウのレイアウトは変わりません。コンテンツウィンドウは、ファイルドロワーに合わせてサイズのみを調整します。
画面共有を終了
画面共有を終了するには、画面共有ウィンドウの上部から [共有を停止] ボタンを選択します。
画面共有時のオーディオの問題
オーディオソースやビデオをオーディオ付きで共有しているときに、デバイス参加者にオーディオが聞こえない場合は、以下の指示に従っているか確認してください。
- コンテンツの共有に Chrome ブラウザを使用している (Assist に必要)
- (ウィンドウや全画面共有ではなく) 特定の Chrome タブを共有している
- [タブの音声を共有] をクリックしている
音声は、Chrome で (ウィンドウや画面ではなく) タブを共有していて、[タブの音声を共有] チェックボックスをオンにした場合にのみ共有されます。
ファイルのアップロード
ファイルドロワー
ファイルドロワーは、ファイルをアップロードしてデバイス参加者と共有するための迅速で簡単なファイル管理ツールです。アップロードボタン、サンプルファイル、写真キャプチャ、セッションで使用可能なアップロード済みのファイルが含まれます。ファイルドロワーを開くには、画面下部のコントロールバーにある [ファイル] ボタンをクリックします。
ファイルの順序
ファイルは、ファイルドロワーに左から右に、新しいものから古いものへと表示されます。最後にアップロードされたファイルは、常にファイルドロワーの左側にあります。セッション中に大量のファイルがアップロードされ、ファイルドロワーがいっぱいになっている場合は、ファイルドロワーの側面にある矢印を使用して左右に移動できます。
写真キャプチャ
デバイス参加者が写真キャプチャを使用してセッション中に撮影した画像は、ファイルドロワーに表示されます。セッションにアップロードされた他のファイルと同様に、新しいものから古いものへ、左から右の順に並べられます。
新規ファイル通知
新しいファイルがアップロードされると、コントロールバーの [ファイル] ボタンのそばに黄色のドットが表示されます (まだ開いていない場合)。ファイルドロワーを開いた状態でアップロードされたもののまだ操作されていない新しいファイルにも、名前の横に黄色のドットが表示されます。アップロードされた新しいファイルは、表示および生成する前にダウンロードする必要があります。ダウンロードが必要なファイルには、プレビュー画像の上にダウンロードアイコンが表示されます。
ファイルの共有
ウェブアプリのファイルドロワーにアップロードされたファイルは、デバイス参加者と自動で共有されません (つまり、ローカルのファイルフォルダー内のファイルは表示されません)。ファイルドロワーからデバイス参加者とファイルを共有するには、ファイルをクリックして [カメラ] ウィンドウまたは [メッシュビュー] ウィンドウにドラッグします。その後、ファイルドロワーの内容があなたとデバイス参加者の間で共有されます。
アップロード
ファイルドロワーに初めてアクセスすると、アップロードされたファイルが他の Assist 参加者が撮影した写真やビデオにキャプチャされている可能性があることを警告するプロンプトが表示されます。アップロード機能のロックを解除するには、[アップロードを有効にする] を押す必要があります。新しいファイルをセッションにアップロードするには、[アップロード] ボタンをクリックする必要があります。押すと、ローカルディレクトリが開き、アップロードするファイルを選択できます。複数のファイルを同時にアップロードできますが、フォルダはアップロードできません。互換性のないファイルはグレー表示されます。
アップロードプロセスが開始されると、ファイルがファイルドロワーに表示され、アップロードステータスを知らせるアップロードアニメーションが表示されます。アップロード中にファイルを開いたり表示することはできません。
ファイルが正常にアップロードされると、サムネイルが画像またはオブジェクトのプレビューに変わり、アップロード確認アイコンが一時的に表示されます。
ファイルの削除
Assist セッションにアップロードされたファイル、またはセッション中に撮影された写真やビデオのキャプチャを削除するには、まず Assist メニューから [ファイル] に移動します。ここでは、セッションでアクティブなすべてのファイルが表示されます。
各ファイルは、[その他] ボタンで一覧表示されます。[その他] を選択すると、そのファイルの追加オプションが表示されます。[その他] オプションから、ファイルをセッションで開くか、セッションから削除することができます。ファイルを削除すると、デバイスとウェブ参加者の両方のセッションから削除されます。
サンプルファイルはセッションから削除できず、削除したファイルは一度削除すると復元できないため、再アップロードする必要があります。
削除済みファイルの通知
ファイルが削除されると、どのファイルが削除されたか、誰がファイルを削除したかを警告する通知が届きます。
アップロードのエラー
アップロード中にエラーが発生した場合は、アラートが表示され、失敗の理由が表示されます。このファイルは、しばらくするとファイルドロワーから自動的に削除されます。
ファイルに関する制限
ローカルディレクトリから、最大許容ファイルサイズを超えるファイル、またはサポートされていないファイルタイプを選択すると、アップロードできないことを通知するアラートが表示されます。アップロードは開始されず、ファイルはファイルドロワーに表示されません。
エラーボックスを閉じるか、新しいファイル/ファイルグループをアップロードしようとすると、エラーボックスが閉じます。また、少し時間を置くとこれは自然に消えます。
許容されるファイルの種類とサイズの詳細はファイルの仕様を参照してください。
ファイル仕様
サポートしているファイルタイプ
- Portable Document Format (PDF)
- 画像 (JPG、JPEG、PNG)
- 3D モデル (GLB、GLTF)
- ビデオ (MP4、TS、MKV、3GP、WEBM)
最大ファイルサイズ
- PNG、JPG - 50メガバイト
- PDF - 250メガバイト
- GLB/GLTF - 75メガバイト
- ビデオ - 1ギガバイト
ファイルストレージ
Assist セッションにロードされたファイルは一時的に RAM に保存され、アクティブな要素が必要になったときにロードされます。Assist セッションの終了時に、アップロードされたファイルは ML2 ヘッドセットのローカルストレージから消去されます。
3D モデルの準備
適切なパフォーマンスを確保するため、Assist セッションにロードされた 3D モデルにはいくつかの準備が必要です。モデルでは、オブジェクトを構成するポリゴンの総数を制限する必要があります。すべてのファイルタイプの 3D モデルのポリゴン数の上限は100万ポリゴンです。詳細度の高いモデルを読み込むと、上限に近づくにつれてパフォーマンスが低下し、応答性が低下します。詳細なモデルを読み込む必要がある場合は、キャンバスに表示される他のモデルの数を減らします。複雑なシーンを表示する必要がある場合は、詳細度の低いモデルが入力されていることを確認します。
推奨事項:
- 使用するマテリアルはできるだけ少なくします (5つ以下)。
- 可能な限りテクスチャの解像度を下げます (2K解像度以下)。
- 可能な限り Tris の総数を減らします (15万以下)。
- 要素が多すぎる 3D モデルシーンは避けます。3D モデルを個別に読み込むか、上記の制限を満たすようにシーン全体の複雑さを低減させます。
画像の準備
画像は、Assist の2048 x 2048ピクセルの表示サイズに収まるよう自動的にサイズ変更されます。このサイズを超えるファイルは、縦横比を維持しながらサイズ制限内に収まるように変換・圧縮されます。6000 x 6000ピクセルを超える画像は使用できません。画像がこのサイズ制限を超える場合は、6000 x 6000ピクセル未満になるように手動でサイズを変更する必要があります。
推奨事項:
- 画像サイズは6000 x 6000ピクセル未満に保ちます。
- 画像はアップロード時に圧縮されますが、圧縮が問題となる可能性がある場合は、JPG や JPEG よりも PNG などのロスレス画像ファイルタイプを使用することを検討してください。
アプリ内ガイド
インタラクションガイド
ファイルマネージャーにあるサンプルアセットには、Magic Leap Assist での作業時に Magic Leap コントローラを使用する方法を詳しく説明した役立つ PDF があります。この PDF は、セッション中または単独で必要に応じて参照できます。
クイックスタートガイド
サンプルファイルにはクイックスタートガイドが含まれており、新規ユーザーが Magic Leap Assist の使用方法を把握できるようになっています。